連続テレビ小説「マッサン」のヒロイン・エリー役で、大きな注目を集めた、
シャーロット・ケイト・フォックス。
今年10月、アメリカ・ニューヨークでロングラン中のミュージカル『シカゴ』で、
主演・ロキシー役としてブロードウェイデビューし、
その後、日本でも公演を行うことが発表された彼女が、
8日、都内で会見を行った。
ロキシーを彷彿とさせる、セクシーな黒のパンツスーツに身を包んだシャーロットは、
詰めかけた70社120名の報道陣を前に歌唱も披露。日本語でバントに「行きましょうか」と声をかけ、
劇中のロキシーの楽曲4曲をメロデー形式で歌い上げた。
会見では、「マッサン」撮影中に、『シカゴ』のオーディションのための映像を撮影したこと、
先月、ブロードウェイでの稽古にも参加したことなども明かしたシャーロット。
ブロードウェイでは、ダンサーたちのスタイルの良さや
強靭な身体能力を目の当たりにし、大きな刺激を受けたという。
子ども頃から夢だったブロードウェイ出演が決まったことに対して、
「本当にすごいこと。頭の中の小さな声が“お前には無理だ” “力不足だ”と囁くことがありますが、
その声に耳を貸さず、その声を黙らせるまで努力し続けます。
日本に来た時の私と今の私は別人と言ってもいいくらい。
日本での1年の経験を通し、演技だけでもなく勇気も身に付けました。それをすべて出したい!」
と意気込みを見せた。
「エリーとはまったく別の役柄ですが、みなさんに同じくらい喜んでもらえる役柄だと思っています。
第一の故郷から第二の故郷に、
『シカゴ』という大好きな作品を持ってくることができて本当にうれしいです」
シャーロットは10月26日(月)より、ブロードウェイ・アンバサダー劇場に出演。
その後、彼女をはじめとする、アメリカカンパニーによる『シカゴ』が東急シアターオーブにて上演される。
なお、12月の来日公演は、シャーロットの他にも、ブロードウェイ公演における最高のヴェルマと
誉れ高いアムラ=フェイ・ライトの出演も決定しました。
実力派ダンサーたちが体現する、
鬼才ボブ・フォッシーのエレガントでセクシーなダンスも見逃せません。
シャーロット・ケイト・フォックスのロキシーとブロードウェイ・キャストの圧倒的パフォーマンスは、
新たな極上の
ミュージカル「シカゴ」の誕生となるでしょう。