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今年で28年目を迎える人気ミュージカル『アニー』の制作発表会見が先日行われました。

約9,000人のオーディションの中から念願の主役を射止めたふたりは、
「6回受けてきたオーディションで、アニー役をいただけて夢のよう」(吉岡花絵)
「憧れのアニーのワンピースと、くるくるの頭を着けられて嬉しいです」(石川鈴菜)
と目を輝かせて話しました。

アニー役の二人の言葉を受け、今作が同舞台初挑戦となる川久保拓司は
「頑張れば夢は叶うんだな」としみじみ。
「これまで、ルースターの悪巧みは成功したことがないと聞いたのですが、
僕が歴史を塗り替えられるよう、精一杯がんばりたいと思います」と会場を沸かせました。
同じくミュージカル初挑戦となる佐藤仁美も
「最近は『家政婦のミタ』のおかげで、意地悪な役が多かったんですが」と苦笑混じりに明かし、
歴代の中で最も若い同役に「歴史ある『アニー』で、この年でこの位置をいただけたことをとても光栄に思います」
とコメントしました。

1933年のニューヨークが舞台となった「アニー」。
10年前に孤児院の前に置き去りにされた11歳の女の子・アニーが、
大富豪ウォーバックスの秘書グレースに気に入られ、クリスマスの2週間をウォーバックスの元で過ごします。
アニーを養子にしたいと願うウォーバックスは、
アニーのいつか両親と暮らしたいという夢を知り、懸賞金をかけてアニーの両親を捜しはじめます。
ところがそれを知った孤児院の院長、ミス・ハニガンと弟のルースター、その恋人のリリーが悪だくみを始め……

1986年の初演以来、子役たちのハイレベルな歌とダンス、
そして大人キャストが織りなす物語のおもしろさで、
時代・世代をこえてたくさんの人々に愛と勇気を希望を伝えてきました。

大富豪オリバー・ウォーバックス役を8年連続で演じる目黒祐樹、
三度目となるウォーバックスの秘書・グレース役の元宝塚月組トップスター・彩輝なおほか、豪華キャストが脇を固める今年の「アニー」、どのような舞台になるのか楽しみです!

丸美屋食品ミュージカル「アニー」
【東京公演】2013.4/20 (土) ~ 5/6 (祝・月)
青山劇場