7月21日、ミュージカル「ドラキュラ」の製作発表会見／囲み取材が行われた。
2004年にブロードウェイで初演後、ヨーロッパ各地で上演され、この夏日本初上陸を果たす本作。

注目を集めるのはドラキュラ伯爵役を演じる、元宝塚のトップスター和央ようか。
これまで世界各国、さまざまな形で上演されてきた同作だが、女性がドラキュラ伯爵役を演じるのは世界でも初めてのケースとなる。

ドラキュラ伯爵の黒い衣装に身を包んで登場した和央ようかは
この日本公演のために書き下ろされた新曲「選ぶべきもの（I have a choice）」を、
花總まりは劇中歌「翼があれば（If I had a wings）」披露。
その力強い歌声と世界観に会場は飲み込まれた。

囲み取材では
ドラキュラにちなんで、吸血鬼を演じる感想は？
という記者からの質問に対し
和央が「毎日、（共演者たちの）血を吸わせていただいて、クセになりそうです。」というと、
安倍が「昨日もずっと吸われ続けました。」と発言し、会場が笑いにつつまれる一幕も。

「普通のミュージカルで、女性が男性役を演じるのはなかなかないことだと思うので、
本当に光栄だなと思いますし、存分に楽しみたいです。
普通の男優さんに出せないもの、普通の女優さんに出せないもの、
宝塚を経て５年たった私だから出せるものがあったらいいなと思います。」（和央ようか）

「（和央さんと）またご一緒できてとても嬉しいです。気を引き締めて頑張ります。」（花總まり）

「和央さん演じるドラキュラは、本当に魅力的！ご期待下さい！」（安倍なつみ）
とそれぞれ見どころや抱負を語った。

ミュージカル「ドラキュラ」は8月20日から東京国際フォーラムホールCで上演。
大阪公演は、9月15日～18日、梅田芸術劇場メインホールにて。

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