先日、都内で行われた舞台『陽だまりの樹』制作発表記者会見に
W主演となる上川隆也と吉川晃司、脚本・演出の樫田正剛が出席した。



手塚治虫の長編歴史漫画の代表作を舞台化する同作は、医者の手塚良庵（上川）と
武士の伊武谷万二郎（吉川）という対照的な二人が
絆を深めながらそれぞれの立場で幕末という混乱の時代を生き抜く友情物語。

この日、上川は吉川と初対面、
「デビュー当時から歌番組で拝見していたので、正直なところ、第一印象としては "本物だ!!" と、思いました。」
と話すと会場は笑いに包まれた。

本格的な舞台芝居に初めて挑む吉川は
「（上川に）胸をお借りして、教わりながら真っ白なキャンパスになったつもりでやれたら。
自分の知らない自分に出会えることが楽しみです。」
と抱負を語った。

実は、同い年の上川と吉川。その話題に触れると、
「音楽をやってきた吉川さんと、芝居だけをやってきた僕の文化交流もあるだろうし、
ハイブリッド感が出れば。」（上川）
「同じ物を見て、過ごしてきたという事は、絶対に舞台に良い影響を与えるし、
演技にも反映されると思う。舞台上以外のコミュニケーションも楽しみですね。」（吉川）と期待をにじませた。

初対面とは思えないほど、息がぴったりの二人。
がっちりと握手を交わして、会見は終了した。




舞台『陽だまりの樹』は、
東京・サンシャイン劇場にて4月13日から23日まで、
大阪・新歌舞伎座にて5月4日から20日まで、
名古屋・中日劇場にて5月24日から5月27日まで上演される。

公式HP　 http://hidamari-no-ki.com/