(このページは2011年9月に更新された情報です。ページからのリンク切れに関しましてはご容赦下さい。)
高中正義、40周年記念ライブを日比谷野音で開催!


1971年につのだ☆ひろ、成毛滋のいた伝説のバンド「フライド・エッグ」に17歳で加入し音楽キャリアをスタートさせたギタリストの高中正義がデビュー40周年を迎え、記念のライブを9月24日(土)に日比谷野外音楽堂で開催した。
高中を神と崇める中年世代の元ギター小僧を中心に会場は立ち見が出る程の満員。いつもなら、開演前は野太いヤジや歓声で騒々しいが、この日に限っては40周年を迎えた自分たちの導師の登場を固唾をのんで見守っている。

そんな観客の期待をはぐらかすかのように、1曲目に演奏したのは新アルバム『40年目の虹』収録の『Nightmare』。日本語に訳せば"悪夢"。高中らしいアイロニックなスタートにオーディエンスもほっとしたのか、一挙に怒号の歓声に変わる。
アニバーサリー・ライブという事もあって、『リオの夢/al"ALONE"(1981)収録』や『PLASTIC TEARS/al"FINGER DANCIN' (1980)収録』といった、ライブでの演奏機会が少ない曲も披露。なかでも圧巻は中盤の虹伝説コーナー。
『虹伝説/THE RAINBOW GOBLINS』は1981年に発表された往年のギター小僧にとっては神器のような名盤中の名盤。アルバム内のお馴染みの英語ナレーションが流れると、ウォーっ唸るような怒号の歓声が轟く。感激して泣き出すファンもいた程だ。

後半はダンサブルな曲を中心とした怒濤のヒット曲攻勢。新アルバムに収録されたK-POPスター、KARAの『ミスター』のカバーに、『Saudade』、『BLUE LAGOON 'K'』や『READY TO FLY』等が次々と演奏され、オーディエンスも総立ちで踊りだす。日比谷野音が巨大なディスコ・フロアと化した。

アンコールのラストには、ウクレレ1本持ってステージに現れる。1976年に発表されたソロ・デビュー・アルバム『SEYCHELLES(1976)』の中から数曲をメドレーでウクレレ演奏。
高中にとっても、このアルバムは想いが強いのであろう。よく見ると、ウクレレの裏には『SEYCHELLES』のジャケットに描かれたカモメがペイントされていた。

全19曲、2時間のステージは、集まった2600人の(往年の)ギター小僧達を大いに酔わせた。
この日の公演は完売した為、12月16日にはNHKホールでの追加公演が行われる。

当日演奏して欲しい曲のリクエストもHPで受付け中なので、マニアックな曲が聴けるチャンス。後藤次利、村上"PONTA"秀一や斉藤 ノヴといった豪華ミュージシャンのゲスト参加も決定しており、当日は大フュージョン祭りになる事必至だ!


<高中正義 NHKホール公演概要>
高中正義 40周年記念最終章「SUPER COLLECTION」
日時:2011年12月16日(金)開場17:45/開演18:30
会場:NHKホール
チケット価格:LAGOONプレミアシート:¥11,000/指定席\7,500
※LAGOONプレミアシートには、①秘蔵ライブDVD(シリアルNo付き) ②ピクチャーチケット ③公演ポスター付き
※下記アドレスにて、当日演奏してほしい曲のリクエスト受付中
http://www.wwwww.co.jp/takanaka/

公演情報
チケットはこちらから!
高中正義オフィシャルHP
高中正義 40周年記念最終章
「SUPER COLLECTION」
2011.12月16日(金)
NHKホール