来日公演で敏腕弁護士ビリー・フリン役デビュー!
ウエストエンドのトップスター
ブラッドリー・ジェイデン(『レ・ミゼラブル』ジャベール役ほか)の
インタビューが到着!
NY・ブロードウェイのリバイバル版初演から今年で30周年を迎え、世界38か国・500都市以上・13言語で上演されているメガヒット・ミュージカル シカゴ。1996年版は現在も上演が続くブロードウェイを代表するロングラン作品として、長年にわたり世界中の観客を魅了し続けています。2026年夏に行われる来日公演で敏腕弁護士ビリー・フリン役で来日するブラッドリー・ジェイデンのインタビューが到着しました!
――出演が決まった時の率直なお気持ちは?
びっくりしました。まさか『CHICAGO』に出演できるとは、最高に光栄です。『CHICAGO』は、これまで素晴らしい演者たちが出演してきた、ミュージカル史に残る偉大な作品。その歴史の一部になれること、特に30周年という記念すべき年に出演できることを本当に幸運だと感じています。
これまでも『レ・ミゼラブル』や『オペラ座の怪人』、『ウィキッド』など世界的に有名なミュージカルに出演する機会に恵まれてきましたが、世界中の大勢の観客を魅了してきたこの作品に参加できるなんて!日本は世界で一番好きな場所の一つです。ですから、『CHICAGO』でまた日本に戻って来られることが心から嬉しいです。
――『CHICAGO』の魅力について教えてください。
ミュージカルに憧れる人にとってはたまらない作品ですね。世界でも最も長く上演されているアメリカ発のミュージカルの一つ。僕の親友の一人がロンドン版に出演していて何度も観に行きましたし、先日はブロードウェイでも観劇しました。
いつも感じるのは、この作品のシンプルな美しさです。まず音楽が素晴らしくて名曲揃い。『CHICAGO』を観たことがない方でも、代表的なナンバー「Razzle Dazzle」は耳にしたことがあるのでは?
またボブ・フォッシーの振付によるダンスが信じられないくらい素晴らしい。まさにこの作品の象徴と言えるでしょう。僕はミュージカルの大学に通いましたが、ダンスは最小限しか学びませんでした。それでも、このクリエイターたちの才能が結集した豊かなショーの一部になれることがとても嬉しい。特にロキシー・ハートとヴェルマ・ケリーのダンスは見応え十分ですから、袖から彼女たちのダンスを見ることが待ち遠しいです。
衣裳も美術も美しく、作品全体がまるで高級な料理のよう。ミュージカルを完璧にする素晴らしい素材が揃っていますので、絶対にお楽しみいただけるかと思います。
――おっしゃる通り、『CHICAGO』は、音楽とダンス、物語が美しく融合したショーですね。出演にあたり、心掛けていることはありますか。
僕は、この作品の基礎を尊重しなければならないと思っています。30年も続いている作品ですから、その価値を損なうことなく、あるがままに表現しなければなりません。どんな演出になるのか、そして演出家が私に何を期待しているのかにも注意を向けつつ、これから始まる稽古で役を積み上げていきたいです。
―――ブラッドリーさんが演じるビリー・フリンは凄腕弁護士であり、かつ悪知恵の働く人物。どのように演じたいですか?
私はこれまでも悪役を演じたことがありますが、善と悪にはそれぞれの側面があり、どちらが強調されるかによって見え方が変わるように思います。長年にわたって多くの俳優がこの象徴的な役ビリー・フリンを演じるのを見てきましたし、自分なりにどう演じるかも考えています。何か新鮮でワクワクするものをこの役に取り込めたらいいですね。日本の観客の皆さまに、僕の新しい一面をお見せしたいです。
――ビリー・フリンは羽を持った大勢の女性たちに囲まれる、印象的なシーンがありますね。そんなご自分を想像していただけますか?
あはは!もちろん、最高に素敵になりますよ(笑)。そこでも、演出家がどう表現したいか、その意図を大切に存在したいです。先ほども申し上げた通り、この作品はシンプルさゆえの美しさがあるんですよね。その構図の中で、きちんと存在したいです。
――『レ・ミゼラブル』や『オペラ座の怪人』のようなシリアスな作品とは違い、ブラックコメディ味が強いところも、『CHICAGO』の面白さかと。
本当に!コメディー色が強く、ダークさもたっぷりで笑えるシーンがたくさんあります。また『レ・ミゼラブル』と『オペラ座の怪人』は全て歌で進みますが、『CHICAGO』は台詞でのやり取りもあり、お芝居としても楽しめる瞬間がたくさんあります。
――ブラッドリーさんといえば、豊かでハリと艶のある歌声に魅了されてしまいます。それだけ歌が上手ければ、ロックやポップスのシンガー、あるいはオペラ歌手にもなれたでしょう。そこでミュージカル俳優になられた理由は?
僕はさまざまな人物になることが大好きなんです。ジャベール、アンジョルラス、ラウル、フィエロなど、自分の肉体と精神をもって新しいキャラクターを自由に作り出す、そして自分とは全く違う人生を生きることが何よりも好き。今回はそこにビリー・フリンが加わるわけで、ワクワクが止まりません。
――最後に日本の皆様へのメッセージをお願いします。
カンパニー一同、この素晴らしいショーを、特に30周年という記念すべき年に日本にお届けできることを、大変光栄に思っています。『CHICAGO』でお会いできることを楽しみにしています。ミニキテネ!