デヴィッド・ボウイ 最後の贈り物!
ミュージカル『LAZARUS』が待望の日本初演!
伝説的なロック・スターで、1970年代以後のファッションやアート、カルチャーに多大な影響を及ぼした革新者、デビッド・ボウイ。彼の最後のアルバム『★(ブラックスター)』と同時期に制作され、遺作ともなったミュージカル『LAZARUS』(2015年オフブロードウェイで初演)が日本初演を果たします。
ボウイが主人公を演じた映画『地球に落ちて来た男』(1976年/ニコラス・ローグ監督)にインスパイアされた本作は、地球に取り残されたまま酒に溺れ、死ぬことも故郷に帰ることもできなくなった宇宙人トーマス・ニュートンの、その後の物語。謎の少女と出会い、共に自らの運命を模索する先に、魂の解放はあるのか――。
脚本を手がけたのはエンダ・ウォルシュ。日本でも上演された『バリーターク』、『アーリントン』〔ラブ・ストーリー〕、『Medicine メディスン』とも共通する、閉塞状況における愛と希望の物語が、ボウイの楽曲と共に展開します。そして、日本版の演出を担うのは、これまでのウォルシュ作品の翻訳上演を数多く担当してきた白井晃。ボウイへの憧憬からロックスターの道を志した松岡充との初タッグで、音楽とSF、アートを越境し混淆させたボウイの世界観を舞台上に蘇らせます。
劇中には、このミュージカルのために書き下ろされた新曲「LAZARUS」、「No Plan」、「Killing a Little Time」、「When I Met You」のほか、「Changes」、「Absolute
Beginners」、「Heroes」をはじめとするデヴィッド・ボウイの代表曲を含む全18曲が織り込まれています。デヴィッド・ボウイの遺言を尊重し、音楽パートは英語での歌唱となります。
また、日本ミュージカル界の新鋭、豊原江理佳、鈴木瑛美子、小南満佑子、白井作品への出演も豊富な崎山つばさ、渡部豪太、数々のミュージカルに出演する実力派 遠山裕介、上原理生と、自身のアーティスト活動、映像、舞台とさまざまなフィールドで活躍する個性豊かな面々の参加は、舞台上に立ち上がる世界を、よりエネルギッシュで広がりのあるものにするでしょう。
公演日:5/31~
6/14
会場:KAAT神奈川芸術劇場<ホール>